「14才の母」「僕の生きる道」
秋の新ドラマが始まった。ドラマファンなのでどれも1話目はとても楽しみに観る。
「僕の歩く道」では自閉症の主人公を剛くんが演じている。重いテーマなのでどうかな、と思ったが同じ道シリーズの「僕と彼女と彼女の生きる道」や「僕の生きる道」がとても好きだったので期待して観た。映画の「レインマン」を昔観たが、障害を持っている人を主人公にしたものは実はあまり好きではない。まずその重いイメージが涙を誘い、一生懸命生きることへのメッセージにしても、明るく生きることへのメッセージにしても、結局は本当に障害を持った人やその家族以上には語れないと思うから。だからドキュメンタリーで扱うのはとても好きだが、ドラマに仕上げるのは抵抗がある。「レインマン」もダスティンホフマンの演技は良かったしトム・クルーズは格好良かったけれど、どこかに本当でない部分があるような気がした。今回の第1回目はほとんど自閉症への理解と対処方法を丁寧にお勉強させてくれる教育番組のようだった。幼なじみで獣医の女友達に対し「絶対僕を傷つけない」とつぶやく剛くんの言葉がなにか次への展開を暗示しているのだろうか。剛くんの熱演は良かったと思う。
「14才の母」は年頃の娘を持つ母としてとても興味があった。前半の未来ちゃんは元気いっぱい走り回って「女王の教室」の続きのようにも見えたが、後半は時々確かにすごくどきっとする大人っぽい表情をしていた。妊娠検査薬を万引きして走って家に帰るシーンは本当に真に迫っていた。彼と二人で川に落ちてしまうまでのシーンもスゴイと思った。二人が前からずっと良い関係だということも短い間に伝わってきた。
でも、十代で性行為をするパターンには親の愛情欠如かもしくは単なる好奇心か、その2つのパターンが多いと聞いたことがある。本当に愛しあって、というのは説得力がない。性行為をするよりもっと二人で遊んだり将来の夢を見たりするのではないだろうか。少なくとも本当に愛しあっているなら「今時避妊ぐらいするよー」と娘。ちょっと怖いかも。
どちらにしても、この先「愛し合っていれば14才の母もあり」という展開なのか「出産は大変なので早すぎる出産はやめましょう」という展開なのか、しばらく観て行くことにしよう。
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