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2006年10月 4日 (水)

介護認定

今日、義父の介護認定申請のための調査があった。義母は3年前に大腿部骨折をして介護認定1を受けている。義父は脳梗塞、胃がん、肝臓がん、甲状腺、足のひび、調査員がよくもまあ、と驚くほどに病気をもっている。しかし、義母も義父も気丈で頭は私より働きがよいように見え、調査員の質問にもてきぱきと答える。はてさてどのくらいの等級で介護認定がおりるのか。10月から基準が厳しくなったそうなので2人とも「要介護」くらいの等級になってしまうかもしれない。

同じマンションにも老人は多い。今朝も杖をつきながら大きなゴミの袋をもって階段を下りようとしているご老人を見かけた。車を運転していたので手伝えなかったが、やはり老人だけの世帯は大変だ。なぜ子ども世代と暮らさないのだろう。

私の義父義母と15年前同居を試みたことがある。しかし江戸っ子の義父は義母が「うちの天皇陛下、最近は金日生」と言うほどに怖い。1年しか同居できなかった。忍耐の足りない嫁だと反省しているが、そのころ娘が2歳でやんちゃな盛り。いけないことはちゃんと叱りたかったし、丈夫で元気な子に育てたかったのに、同居だとそれができなかった。それだけは譲れなかった。娘がCMで欲しいと言ったものはすぐに買って来るし、外を歩かせようと思ってもすぐおんぶしてしまう。少し寒いとセーターを着せズボンをはかせ、テレビは見たい放題だ。しかも目が近い。

今はスープの冷めない距離に住んでいる。育児もほぼ一段落したので今なら同居できるかもしれない。でも一度出てしまったのでその話がでることはない。幸いお隣のご夫婦がとてもいい人で、最近定年退職したご主人がゴミ出しまで手伝ってくれている。感謝だ。私もできるだけ手伝いに行けるようにと思っている。

個人差はあるだろうが70歳になって老夫婦だけというのはいけない気がする。そばで若い夫婦や子どもたちの声を聞くことは毎日の張りになるだろうし、家事にも限界があると思う。私の両親も決して「同居」を口にしない。なぜだろう。もっと頼ればいいのに。介護保険もきっといつか破綻するだろう。結局育児も介護も家族でするのが一番安上がりなのだ。自分が老人世代になったとき、人に面倒見てもらうよりわが子に頼りたい。「よろしくね」と娘に言うと「尊厳死でよろしく」と言う。まあそれもいいだろう。

私の理想は、孫ができたら「孫育て講座」に参加し最新の育児を勉強しお母さんの意見や希望を(美智子さまの成ちゃん憲法のように)十分に聞いて孫の面倒を見る。お母さんの趣味や仕事を応援する。どんどん子どもを産んでもらう。同居なら住居費や生活費が節約できる。そして地域子ども広場で子どもも老人も一緒になって遊び、趣味を楽しみ、いよいよ70歳を過ぎて体の自由がきかなくなったら格好よく辞世の句でも一句詠んで尊厳死を選択する。もちろんそれまで同居か徒歩圏に住む。これで日本は少子高齢化対策にならないだろうか?

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