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2006年10月 7日 (土)

動物園

今日は小学生の娘に誘われて(?)動物園に行った。行ってみると自分は動物園がかなり好きなのに気がついた。昨晩夜更かしをしたせいで体が重かったのに、いつの間にか元気になっていた。秋の動物園は愛がいっぱい。かわいいベビーたちもいっぱいいたし、交尾中のゾウガメさんもいた。もちろん人間もカップルやベビー連れがいっぱい。カメラの27枚撮りのフイルムを2本、私と娘であっという間に使い切った。

私は子どもの頃、いろんな生き物を飼った。海水浴に行けばヤドカリ、近くの川でザリガニ、蓑虫の蓑をはがして毛糸の中に入れたり、池ではおたまじゃくし、野原のどこにでもいた天道虫、あり、よその庭でもらった鈴虫、インコに文鳥、お祭りのみどり亀、金魚、ペットショップのハムスター、マルチーズ犬etc・・・。飼ったけれど、野生のものは大抵すぐ死んでしまう。とってきてもほとんど面倒を見なかったし。マルチーズは欲しくて欲しくて高校入学祝いに買ってもらったのだけれど結局母親が面倒を見ていた。そして7年くらい生きて死んでしまった。

私がこれだけの犠牲を払って得た教訓は「生き物を飼ってはいけない」。

もともと自分の面倒を見るのが精一杯だった私を母は何とかしようと期待したのかもしれない。でもやはり私には命を預かるのは荷が重かったのだ。生き物は自然の中で出会ってこそ本来の美しい姿である。その命を私が飼おうというのは単なる所有欲。死んでしまう姿を見るたびに後悔と深い悲しみに襲われる。本当は動物たちと一緒に暮らせるムツゴロウさんのような人に憧れるし、忠犬ハチ公のように動物と強い絆で結ばれることにも憧れる。どうして自分はそうなれないのかと情けなく思ったり、動物園の飼育係りさんに嫉妬したり。短気で自己中心的な自分を反省したり。

でも、最近は自分が生き物を飼うべきではない、と決めたので迷わなくなった。生き物は大好きなので、会いたくなったら動物園に行けばいい。それは本来の自然の姿ではないかもしれないが、野生の動物にはそうそうお目にかかれないし、動物園の飼育係りさんが心をこめて飼育している自慢の動物たちだ。飼育係りさんは自分の担当の動物について質問されるととても嬉しいのだそうだ。フラミンゴの飼育係りさんが、フラミンゴの足について小学生に詳しく説明しているのも見た。私のような動物が好きでも飼育下手の人のために何てありがたいことだろう。将来はぜひ動物園の近くに住んでフリーパスポートを買って毎日散歩したい。もちろん水族館も好きで夏休みには娘とよく出かける。こんな私でも動物たちは興味を持って近づいてきてくれる。今日もヤギが私の体に顔をすりすりしてくれて抱きしめたいくらいだった。

娘たちも生き物好きである。しょっちゅう何かを飼っている。私はできるだけ生きてくれるよう一緒にお世話をする。でもやはり狭い庭にもうお墓をつくる場所が残っていないほどたくさんの生き物を看取った。娘たちにとってこの経験がさらなる動物好きに変わるのか私のように他力本願の動物園好きに変わるのか、私が初めて育て続けられている娘2人を大切に見守っていきたいと思う。

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