ボランティア活動について
地域の安全パトロールが定着しつつある。授業後学校で開かれる地域こども広場の準備も着々と進んでいるようだ。教育委員会、学校関係者と一緒にこどもについて考えようという「子ども学会」、子育てをみんなで支えようという「子育て応援しよう会」、個人宅を解放したこども広場、外国人にベビーシッターつきで日本語を教えるボランティアなど、私の周りでは、学校、地域を中心にいろんなボランティア活動が立ち上がっている。
PTA、グランパ(地域のおじいちゃんたちの会)、社会体育振興会、みんなメンバーはとても熱心だ。集まれば熱い討議、まるで企業なみの会議、打ち合わせ、決算報告・・・。そして打ち上げ。あらゆる時間と労力、ときには私財を投入してボランティア活動を行う。
母親が安心して楽しく育児できるよう、またこどもたちの未来を一生懸命明るいものにしようとする活動に私はいつも感動する。みんながこうして活動する世の中になれば少子化も危ない事件も一気に解決するのではなかろうか。
でも・・・。私はボランティアに対して違う気持ちも抱く。日本の戦後の経済発展を思えばやはり収入を得るということこそ労働意欲につながる。私はもっと広い家に住みたいし、海外旅行もしたいからお金が要る。そのために働いて収入を得たいと思う。
つまり特に都会は優れた能力を持っている人がたくさん住んでいる。その方々がみんなボランティアで仕事をしてしまっては、若者たちが仕事をして高収入を得ようとしても厳しい状況になる。収入が少なければ購買意欲も沸かず、消費が減り必然的に街は衰退していく。実際働かない若者が増えているのだから、地域のボランティアも若者に有償で働いてもらえばいい。市や県や国は何でもボランティアを使おうとする。私たちは高い税金を払っている上に労働力まで無償で提供することになる。なんだか納得がいかない。公務員の数を減らす、給料を減らす、と国はいうが、それは逆ではないだろうか。若者に仕事を与え、給料を支払い消費を増やし活気ある街づくりが必要なのではないだろうか。軌道にのるまでの間、優秀なボランティアがつなぐのは必要だけれど、それを若い人の手に渡して若い人を育てていかないとますます少子高齢化が進みそうだ。
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